人生の主導権を握れる者が恋愛もお金も制す〜恋も仕事もうまくいかないときの原因と対処法〜


多くの女性のカウンセリングをしていて思うのは、恋愛でも仕事でもうまくいかないときの原因は、びっくりするほど共通しているということです。

そして、そのような方の多くは、同じような失敗や辛さを、時を経て繰り返してしまう、という共通点もあることがほとんどです。

逆にいえば、そのうまくいかなくなる原因を先回りして克服すれば、恋愛も仕事も、いつも繰り返してしまう失敗のパターンから抜け出すことができます。

そこで今回は、恋も仕事もうまくいかないときの主な原因3つと対処法をご紹介します。特に、恋も仕事もうまく進めたい人、いつも同じ失敗を繰り返してしまう人は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

原因(1)「不安」に支配されている間は、物事がうまくいくことはない!

恋も仕事もうまくいかない主な原因の1つが、「不安」に支配されているということです。

不安に支配されているとき、大抵の人は、自分への自信を失い、行動するにも、必要以上に恐れを抱いているため、物事がうまくいきづらくなります。実際、脳科学の研究でも、脳が危険や恐怖、不安を感じる部分が活発に働いているときには、全体の脳機能が低下するということが証明されています。

ご自身が、不安に支配されていたときを思い浮かべてみると、視野がせまくなって物事が深く考えられなくなったり、いつもであればしないようなミスをしてしまったり、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

そして、ここが最も怖いところですが、脳の中の小脳という部分は、あなたが感じている、思考している、発しているエネルギーの状態を現実化させようとするパワーがあります。そのため、あなたが不安を感じれば感じるほど、「小脳の思考を現実化させようとするパワー」により、その不安が的中する確率が高くなるのです。

ここで一つ、私自身がありえない確率で不安を的中させた話を紹介します。この話は、私が、心理学や脳科学の世界について学ぶ何年も前の話です。

カナダ留学中のある時、私は、友人のいるアメリカのボストンに旅行に行きました。行きは、留学先である、カナダのバンクーバーから直行便でボストンに入りましたが、帰りは、直行便ではなく、ボストンからカナダのモントリオールを経由して乗り継ぎをするため、モントリオールの空港で一旦、荷物をピックアップしなければなりませんでした。

直行便にしか乗ったことのなかった私は、帰りの便が乗継便であること、また、モントリオールで荷物をピックアップしなければならないこと、そして、それをすべて一人で行わなければならないことに、旅行中ずっと不安を感じていました。

そして、実際、その不安は的中し、荷物が紛失して、モントリオールでは、予定通りの乗り継ぎ便には乗れませんでした。

ここで重要なのは、私が物事を予知していたのではなく、私の不安が、その通りに現実を動かしたということです。不安は、私達が感じる以上に、強いエネルギーを放っているため、不安に支配されているときに、人は、本来のパフォーマンスを発揮することができないのも当然なのです。

では、不安を感じてしまうときは、どうしたらよいのでしょうか?

人により対処法の好みは異なりますが、そのうちの一つをご紹介すると、不安なことが実際起こってしまったら「こうやって対処しよう!」という対処法を、あらかじめ考えておいてしまうことです。

私の乗り継ぎがうまくいかなかった話で、考えてみましょう。もし、乗り継ぎがうまくいかなかったら、”いま、持っているチケットから追加料金なしで飛行機に乗れるのは、どんな条件か調べておく”、 追加料金が必要な時のために、“カードを備えておく”、荷物がピックアップできなかった時のために、”1泊分くらいなら、困らないように手荷物に入れておく”、といった具合に、事前に打てる対処を打ってしまうのです。

こうして感じる不安を少なくすると、「まあ、起こってもなんとかなるか」という気持ちになるものです。

この「なんとかなるか」が、エネルギーの転換点になっていくのです。

つまり、「なんとかなるか」という境地に至れるのであれば、どんな方法を使ってもかまいません。不安のエネルギーは、脳に負担がかかる上、小脳が実現させようと動きだしてしまいますので、不安そのものを低減させることが大切なのです。

原因(2)「自分には無理」うまくいかない前提が現実を作る

恋も仕事もうまくいかない主な原因の2つ目は、うまくいかない前提を持っていることです。

人は、無意識の思い込みの中で、「私はこのくらいの人間だ」とか「どうせうまくいかない」等の前提を作っています。

先ほど、小脳が自分自身の思考を実現させるパワーがあるというお話をしましたが、その前提こそが、あなたの現実を作っていることがお分かりいただけると思います。

とはいえ、これは、すべて無意識の中で起こっていることなので、どんな前提を作っているのか、自分では分からないという人も多いのです。その場合に、手っ取り早く前提を知るためのオススメの方法は、現実から逆算して、前提を割り出すことです。

今の現実は、あなたの前提をもとに作られています。気に入らない現実、嫌な現実があるとすると、あなたが、それを実現させる前提を持っているということなのです。たとえば、結婚したいのに、結婚していないという現実があるとすると、自分が「心から結婚したい」と思っていれば実現しているはずなのに、なぜ、結婚しない方を無意識に選んでしまっているのかを考えるのです。

これまで私がカウンセリングしてきた方にあてはめてみると、「結婚しない方が都合がいい」という前提があったり(結婚すると自由がなくなる、お金がなくなる、時間がなくなる、親戚付き合いが面倒で辛くなる等)、「私を結婚したいほど好きになる人なんていない」と思っていたり等、「結婚」へのネガティブな思い込みの前提か、「私」へのネガティブな思い込みの前提が、その現実を作っていることがほとんどでした。

前提を変える方法は、前提を書き換えるしかありません。

「結婚」へのネガティブな思い込みがある人は、あなたが理想としている結婚をしている人がいないか探してみましょう。「私」へのネガティブな思い込みがある人は、同じような部分がある人が、みんな幸せになっていないのか、探してみましょう。

誰かにできたのであれば、あなたにもできる

これは、NLPといわれる、脳と心の取扱説明書といわれる心理学の前提ですが、芸能人だからできたわけでも、美人だからできたわけでも、誰かが特別だったからできたわけでもなく、誰かにできることは、あなたにもできるというのは、心理学上の常識です。

ただし、人それぞれ、持っているリソースは違いますから、実現していくための最適なプロセスは異なります。つまり、自分自身のいいところ、苦手なところを理解して、最適なプロセスを描くことが必要なのです。

原因(3)受け入れられない自分がいる

恋も仕事もうまくいかない主な原因の3つ目は、自分の中に受け入れられない自分がいることです。

何度もいいますが、小脳は、思考を現実化させるパワーを持っていますから、「自分は、人に受け入れられるわけない」という思考は、現実化していきます。もしくは、その思い込みゆえに、「受け入れられていない」と感じる現実だけにフォーカスを当てているという場合も多くあります。

いずれにせよ、自分を受け入れられないと、恋愛でも仕事でも、幸せを感じることも、よいパフォーマンスを発揮することもできません。

では、どうすれば自分を受け入れることができるのでしょうか。

それはズバリ、自分に対するすべての言葉を「受け入れている言葉」に変換し、「それを自分自身に伝えてあげること」です。

少し分かりにくいかもしれないので、この2つについて、それぞれ具体的なポイントをお伝えします。

まず、「受け入れている言葉」に変換するためのポイントですが、自分のコンプレックスと同じ部分がある人で、素敵な人を参考にすると、見つかりやすいです。

一重の目にコンプレックスがある人は、一重できれいな人、たとえば、モデルのみならず女優としても活躍する「すみれ」さんは、一重でも魅力的な女優さんです。彼女を引用して、「すみれさんも一重で素敵、私の一重も素敵!」と受け入れてあげることで、「一重はダメ」という思い込みを崩していくことが重要です。

次に、「自分自身に伝えてあげること」のポイントは、努力している自分を褒めることと、声に出すことです。

一重のコンプレックスの話でいうと、一重が映えるメイクを研究したり、表情を豊かにするように意識していたり、自分自身のまま、さらに素敵に見えるよう努力している自分を可愛がってあげるのです。

努力するのは、諦めていないということでもあります。「コンプレックスを持っていても、自分を諦めていない自分って、かわいいな。頑張っているな。素敵な女性だな。」といって声に出して褒めてあげるのです。言霊という言葉があるように、声に出すことは、自分自身で思っている以上に心理的にも大きなインパクトをもたらします。

最初は、気持ちが伴わなくても構いません。ただし、一人でいるときでも、声に出すことが重要です。実際、小脳は、自分自身の声に最も反応することが科学的にも証明されています。

うまくいかないときも頑張っている自分を認めてあげる

今回は、恋も仕事もうまくいかないときの主な原因と対処法をご説明しました。

大切なのは、どんなときも、頑張っている自分を認めてあげることです。不安なのも、うまくいかない前提があるのも、コンプレックスがある自分を受け入れられないのも、自分自身を諦めていないからですし、だからこそ怖くなったり、尻込みしたりしても、努力することをやめないのです。

そんな自分自身をまるごと認めてあげること、褒めてあげることで、どんなことがあっても「どうせうまくいく」自分という安心感を育てていけるのです。そして、その安心感が、恋も仕事もうまくいく自分の礎になるはずです。