お金の使い方にいびき、家事の分担…新婚生活のストレスを減らす5つの方法


楽しい新婚生活、と思いきや、その魔法がたった数ヶ月で解けてしまうこともあります。好きな人と暮らせることは楽しいことですが、やっぱり「生活の場」となると、こんなはずじゃなかった…ということも、たくさん出てきます。

そこで今回は、新婚生活でどのような点にストレスを感じやすいかと、対処法についても考えてみたいと思います。

男女で違う?夫婦生活でストレスを感じるのはどんなこと?

好きで結婚までした相手と一緒に暮らすのでも、これまでとは生活環境が大きく変わることでストレスに感じてしまうことはたくさんあります。

夫婦で違う!お金に関するストレス

まずは、「スーモジャーナル」で行った、夫婦のお金の使い方についてのアンケート結果を見てみましょう。質問は、お金の使い方について、配偶者にイライラするかというもので、結果は以下の通りになりました。

  • たまにある:20.3%
  • ときどきある:15.7%
  • ほとんどない:36.0
  • 全くない:15.0%

ここでおもしろいのが、夫と妻でイライラする理由が違うこと。夫側は「必要以上の買い物をする」、「子どもの物を、何でも良い物を買い与え過ぎる」、「着ない服や靴がたくさんあると思う」など、普段の生活の中で、「無駄遣いが多いのでは?」「不必要なものを買っているのでは?」と思っているようですね。

では、妻のほうはどうでしょうか。「飲み会が多く、貯金があまりできない」、「スーパーなら安いのに、コンビニでジュースやお菓子やカップ麺を買ってくる」、「フィギュアなどを大量に買っている」、「ゴルフにお金を使いすぎる」など、例外もありますが「趣味にお金をかけすぎでは?」と感じているようです。

この結果から、男女のお金の使い方・考え方について、以下のような違いがあると考えられます。

男性は趣味に惜しみなくお金を使いたいと思っており、妻の買い物が無駄に見える。一方で女性は、普段の生活でちょっといいものを買いつつも将来に向けた貯金はしたいので、夫が将来のことを考えず趣味にお金を使っていることが無駄なように思えてしまうようです。

お互いの買い物が無駄に見えているのは、コミュニケーションが足りないことが理由なのかもしれません。たとえば、夫は「日頃のストレスを解消したい」「会社のストレスを家に持ち込みたくない」と思って趣味や飲み会で発散しているのかもしれません。それならば一概に「無駄遣い」とは言えませんよね。平たく言えば、必要な支出です。

妻も、「子どもと旦那にはいいものを食べてほしい」「外国産の食べ物より国産の有機野菜を食べてほしい」と思ってちょっと高い食材を買っているのかもしれません。割高の食材ばかり買ったレシートを見ただけでは、「節約の意識が足りない」と思っても仕方ないのかもしれませんが、なぜちょっと割高な食材を選んでいるのかというところをきちんと説明すれば、伝わるはずです。

妻が夫と一緒に寝たくない理由

同じくスーモの調査で、「夫婦一緒に寝るのは幸せ?それともストレス?」からも、おもしろい結果が出ていました。

まず「配偶者と同じ寝室で寝ているか」という質問では、なんと「いつも別々の部屋で、寝ている」が38.0となり、堂々の第1位に。続いて「いつも同じ部屋で、別々のベッド・布団で寝ている」が30.0%となっており、夫婦の寝室イメージからはちょっとかけ離れた回答になりました。

ちなみに、いつも同じ部屋で、一緒のベッド・布団で寝ている」と回答した人は28.0%。ということは、同じ布団で寝ていない人が60%以上ということになります。

では、どうして一緒に寝ていないのでしょうか?「夫婦で寝ているときにストレスを感じるかどうか」という質問では、女性の62.7%がストレスを感じているという結果に。一方で男性の場合、あまりストレスを感じていないと回答した人が64.9%でした。一緒に寝ることによってストレスを感じている人は女性の方が多いようです。

ちなみに、ストレスを感じる理由にも男女差が大きく出ています。

  • いびきがうるさい…女性:56.1%、男性:33.3%
  • 就寝時間や起床時間の違い…女性:31.6%、男性:27.3%
  • 冷暖房の快適温度が合わない…女性:35.1%、男性:18.2%
  • においが気になる…女性:24.6%、男性:3.0%
  • 子どもの夜泣きに対応してくれない…女性:8.8%、男性:0%
  • ケンカをしたときに気まずい…女性:17.5%、男性:36.4%

この結果を見る限りでは、女性は男性の、いびきやにおいに嫌悪感を感じていて、さらに生活リズムが合わないことに我慢しなくてはならないことが嫌で、寝室を分けていることが窺えます。

好きで結婚したのに、どうしてイライラしてしまうの?ストレスを感じる5つの原因

そもそも、お互いに好きで今後ずっと一緒にいたいからと結婚した同士なのに、なぜストレスを感じてしまうのでしょうか。

1.生活習慣の違い

たとえば、朝型・夜型といったライフスタイルの違いがあります。寝る時間が合わないのは、意外と大問題です。片方が眠いときに、相手は元気で活動的。寝室に行っても一人。一緒にお布団に入っても、どちらかは寝付けないなんてこともありますよね。それ以外にも、掃除の仕方、洗濯物のたたみ方など、一見大したことのように思えないものでも、積み重なればストレスになります。

2.経済観念の違い

夫婦になれば、お金の管理をばらばらにしておくわけにもいかず、お財布は一緒になります。共働きで「お小遣い制」ではなかったとしても、家賃や水道光熱費、食費、貯蓄など、決まった金額を出し合って生活すると思います。つまり、お互いのお金の使い方にノータッチではいられないということです。

ここで経済的な感覚がズレていると、お菓子ひとつ買うのにも、いらいらしてしまうことに。「そんなものにそんなお金使うの?」とびっくりすることがあれば、「こういうときくらいケチらなくても」と思うようなこともあるでしょう。

3.家事分担の配分

共働き夫婦や子どもができた後の夫婦で問題になりやすいのが、家事の分担です。特に女性は、仕事、育児、家事のすべてを「やらざるをえない」環境になってしまうことが多いと思います(旦那さんが動かなければ、自分がやるしかない、という感じですね)。

そうすると「お互いに働いているのにどうして私だけ」「育児が大変なのに、まったく家事を手伝ってくれない」と、不満が出てきます。これは放っておいても解決するものではなく、のちのち大きな問題に発展しやすいので、早めに芽を摘んでおくことが重要です。

4.食の好み

食の好みが極端に違いうと、最悪の場合、2パターン作らなくてはならないなんて事態もあります。だからといって相手に合わせすぎて、自分の好きなものを自由に食べられないのも、ストレスになってしまいます。なかなか、ぴったり一致している人はいないと思いますが、似たような味が好きだったり、「どっちでもいい」という範囲が広いと、ストレスを感じることが少なくなりそうです。

5.家族・親戚との付き合い

結婚で重要なのは、本人同士の相性だけではありません。お互いの家も親族になるわけですから、付き合い方にイライラすることもあるかもしれませんね。距離感とか、嫁姑問題とか、兄弟と相性が悪いとか、いろんなことでイライラすることがあります。夫婦の問題じゃないからと放置しておくと離婚にも繋がりかねないので、結婚が決まったら早い段階で、家族や親族と引き合わせておくのがよさそうです。

イライラが定着してしまう前に!新婚生活でのストレスを解消する5つの方法

新婚だろうが熟年夫婦だろうが、相手にイライラすることなんて山ほどあると思います。でも、そんな中で一番心配なのはイライラするのが当たり前になってしまうこと。つまり、イライラが定着してしまうことなんです。そうならないためにも、新婚生活で感じるストレスを解消する方法を考えてみたいと思います。

1.がんばりすぎない

新婚生活だからと、家事も仕事も張り切りるのはいいことです。しかし、がんばりすぎてはいけません。誰に何を言われようとも、です。中には、「私が若い頃は~」などと言ってマウンティングをしてきたり、「これくらいのこともできないの?」と挑発してきたりする人もいます。それでも、決してがんばりすぎないこと。

日本では、育児や家事は女性の役割だと考えられています。そこに最近では、「女も結婚した後も仕事すべき」という新しい風が流れこんでいますが、実はこれがやっかいの原因。「育児は女の仕事」「家事は女の仕事」という昔からの慣習は引きずったままなのに、さらに仕事をがんばれ、というのは、さすがに無茶振りです。

これを完璧にやろうとしたら、どこかで倒れてしまうか、生活が破綻してしまいます。とにかく、抜けるところでうまく手を抜きましょう。そして、旦那さんの力もフル活用すること。遠慮する必要はありません、むしろ当然です。2人の生活なんですから。

もちろん、男性もがんばりすぎないでください。日本人の多くは、長時間労働を強いられています。残業が月に60時間を超えるなど、非常に過酷な状況下で働いている人も多く、妻と家事や育児を分担して、それを完璧にこなそうと思うと、とても無理があります。

解決するには長時間労働が是正されるのが一番いいことですが、現実的には難しいところ。家事や育児を手伝う姿勢は素晴らしいですが、あなた自身が倒れてしまったら元も子もありません。家事や育児は、お互いに余裕があるほうがやるというような、ゆるいルールを作っておくのがいいでしょう。「必ず毎日やらなきゃ」「完璧にしなきゃ」と自分たちを縛り付けるようなやり方はせず、「今日は疲れたし遅いから明日にしよう」とか「ちょっとくらいはいいかな」と適度に手を抜いてくださいね。

2.自分の時間を持って、それぞれでストレス解消する

仕事と家事や育児の両立で自分の時間が持てないと、ストレスが溜まる一方です。まずは自分の時間を持つことから始めましょう。女性の場合、仲のいい友達や家族に愚痴を聞いてもらうとすっきりすると思います。

男性の場合は、ぼーっとしてみたり一人の時間を過ごすことでストレスを緩和できる人も多いのではないでしょうか。趣味に没頭するのもよし、身体を動かすのもよし。自分がやりたいことを、何の制約も受けずにやれる時間が必要です。

3.家のルールを決める

ストレスを溜めないためには、最初に家のルールを決めておくのがベストです。ルールにのっとってやれば、「そういうものだ」と割り切ることができます。ルールがあれば、それを指針にして判断することができますし、無駄な話し合いやケンカをしなくて済みます。最初から揉めそうなことは特に、ルール化しておくことをオススメします。

4.へそくりを貯める

相手が知らないお金を隠し持っているというのは、ちょっとした心の余裕に繋がります。「いざとなったら…」という、後ろ盾があるだけでも違います。相手の管理下にないお金があるというのは、あなたのことを勇気づけてくれることでしょう。

いじわるな気持ちでへそくりを貯めるのではなく、自分と相手のために、ストレスを溜め込まないように、心の余裕を保つためにと言う理由でへそくりを貯めることは決して悪いことではありません。

5.部屋(家)の片付けをする

部屋を片付けるという短期的な目標に向かってそれをクリアするためだけに頭を使う、体を動かす、そして、スッキリ片付いた部屋を見て晴れやかになる。この3つの要素が組み合わさることで、部屋の片づけをすると気持ちがすっきりするのではと考えています。一つのことに集中すると、ほかのことなんてどうでもよくなるはずです。

夫婦の問題は、「ちょいゆる」で解決を!

夫婦は、長い間ともに過ごすパートナーです。それなのに、些細なことばかり気にしていては、息が詰まってしまいます。そんな状態では、お互いに苦しいばかりの夫婦生活になってしまいますよね。目指すべきは完璧な理想の夫婦ではなく、お互いのダメなところも認め合える、ちょいゆるな夫婦。完璧や完全という言葉を捨て、時には「まあ、これくらいいいや」とリラックスした状態でいること。これがお互いにうまくいくための秘訣です。