新婚生活に必要なお金は160万円!どこに住む?家具はどうする?徹底検証してみました!

新婚生活に必要なお金は160万円!どこに住む?家具はどうする?徹底検証してみました!


大好きな人と結婚して一緒に暮らせるのは非常にうれしく、幸せなことですよね。しかし、現実的にはたくさん考えなくてはならないことがあって結構大変なもの。中でも、お金のことってシビアですし、話しているうちにちょっと喧嘩になることもあって、なかなか難しいものですよね。

しかし、だからといってお金の話は避けて通ることができない問題でもあります。二人が何もわからないまま話をすると、それもまたトラブルになりやすいもの。まずはお互いに必要なことについて調べて、相場観を掴んでから話し合いをするのがベストです。そこで今回は、結婚生活にかかるお金について詳しく調べてみました。まずは、どのくらいかかるかイメージを掴むことから始めましょう。

新婚生活、どこで始める?~住居に必要な費用~

まず結婚生活を始めるうえで考えるのが、住居についてですよね。どこに住むか、どんな間取りにするか、どのくらいの家賃でどういう設備を求めるか、など考えだすとキリがないもの。まずは住居についてかかるお金を整理してみましょう。

新居(賃貸住宅)にかかる費用

ここでは、新居として二人でマンションもしくはアパートを借りようとした場合の費用について見ていきます。賃貸住宅にかかる費用としては、主に以下のようなものがあります。

1.初期費用:家賃の56

  •  敷金
  •  礼金
  •  仲介手数料
  •  日割り家賃・前家賃
  •  鍵の交換代
  •  火災保険加入料
  •  駐車場代

2.引っ越し代:業者と時期により大きく変動

3.家具・家電代

4.その他(通信環境、独身時の契約にかかる解約金など。詳細後述)

5.駐車場代

部屋を借りるときにかかる「初期費用」は、不動産業界では家賃の56とお客さまに説明するようになっています。その内訳としては、敷金・礼金がそれぞれ1か月分、仲介手数料が1か月分、日割り家賃・前家賃が1か月分、鍵の交換代やクリーニング代、火災保険の加入料や不動産会社特有のメンバーズ加入費用など諸経費が約1か月分となります。

しかし、敷金や礼金のない物件もありますし、仲介手数料をもっと下げてもらえる業者もあります。日割り家賃はフリーレント(入居後13ヶ月程度の家賃を無料とする契約形態がついている物件もありますし、メンバーズ加入費用などがない不動産会社もたくさんあります。

鍵の交換代や火災保険の加入料は仕方ないにしても、物件の探し方で大きく変動するのが初期費用です。ただし、諸々MAXでかかると想定して物件探しをしたほうがいいので、不動産屋さんの言う通り、家賃の56倍の費用を初期費用として出せるように用意しておく必要があるでしょう。

初期費用や住居費用の変動要因

人気のエリアや駅近物件、新築物件などで多いのですが、敷金や礼金をそれぞれ1か月分ではなく、どちらかを2か月分にして、合わせて3か月分くらいかかるようにしているところもあります。

これは、大家さんが今後も安定的に家賃を支払える財力があるのかどうか、お金がない人が無理をして入居しようとしているのではないか、ということをチェックするためともいわれています。比較的家賃の高い物件に多いようですね。そのくらいの金額を払えないようならこの物件に住むのは遠慮してください、という大家さんからのメッセージなのかもしれません。

筆者も新築物件に入居したことがありますが、初期費用を抑えるために周辺の環境には目をつぶりました。それほど治安がいいと言われていない環境に、一人だからこそ住めたものの、子どもを産むことを考えるとそうもいきませんよね。

子どものことも考えて賃貸物件を選ぶのなら、かなり物件探しが難しくなります。家族向けの分譲マンションであれば、建築計画の時点で必ずと言っていいほど小学校や病院が近くにあるところをピックアップしますし、住環境もそれなりにいいところに計画します。

ただ、賃貸となるとそこまで考えて建てるほどの余裕もなく、住環境が整っているところを探すのが結構難しいのです。幼稚園や保育園が近くにあって、病院があって、職場からも近い、スーパーがある、など考えることがたくさん出てきますよね。物件探しは難航することを踏まえて、早めに探し始めてくださいね。

2週間後の家賃発生ルールにご注意!

とはいっても、基本的に賃貸物件は申し込みから2週間で入居してください、という流れになっています。つまり、「この物件いいですね、申し込みしましょう」となってから、2週間以内で初期費用の入金を済ませ、管理会社の審査を経て、申し込みから2週間後をめどに家賃が発生するのです。もちろん引っ越しの時期はいつでもいいのです。ただし、2週間後から家賃が発生するというだけです。

この2週間ルールを免れている物件もあります。それが、まだ入居中の物件です。賃貸物件では退去の12か月前に退去届を出します。そこで退去日を決めて、その情報をもとに不動産屋さんが次の借主を探します。入居中の時期から次の借主を探すため、次の借主が内見したいと言っても内見できないケースもありますが、こうした物件なら自分の入居希望時期に合わせることができます。

ちなみに34月の繁忙期ですと、内見しなくても申し込みが入って募集を終了してしまう物件もあるため、入居中だからとのんきに構えていることもできません。できれば、34月の時期は避けて新居を探したいものですね。

部屋は見つかっても駐車場探しに苦戦することも

車の有無によっても、引っ越しにかかる金額は変わります。ちなみに、筆者は地方出身者なので駐車場がこんなに高いものだと東京に来てから知ってびっくりしました。さらに、都会は平置きの駐車場が一般的というわけではなく、立体駐車場が多いため、車の大きさによっては適した立体駐車場が見つからないケースもあります。

都心では、月極駐車場が見つからない、毎月23万円を支払うのは当然のことです。SUVや大きめのワゴン車などは、そもそもその大きさが入る駐車場を探すのに一苦労で、見つかったとしても駐車場が34万円するのもめずらしくないのです。

筆者も駐車場を借りるとき、車のサイズと駐車場のサイズが合わず奔走し、結局周辺の駐車場代相場より34割高い駐車場を契約したこともあります。車をお持ちの方は、駐車場の確保も頭に入れておきましょう。当然敷金や礼金もかかりますので、駐車場分の敷金、礼金、仲介手数料も計算しておいてくださいね。

都会と地方はどれだけ違う?地域別・家賃相場

都会と地方では家賃が大きく違ってきますが、実際にはどのくらい違ってくるのでしょうか。今回は、例として東京、埼玉、大阪、滋賀の家賃相場を部屋の間取りごとに調べてみました。条件は、バス・トイレ別、独立洗面台、2口コンロ、最寄り駅から徒歩10分圏内で調べています。

(1)東京の場合(関東・都市)

  • 1LDKの場合…1618万円
  • 2DKの場合…2224万円
  • 3LDKの場合…3034万円

(2)埼玉の場合(関東・地方)

  • 1LDKの場合…711万円
  • 2DKの場合…912万円
  • 3LDKの場合…1113万円

(3)大阪の場合(関西・都市)

  • 1LDKの場合…658万円
  • 2DKの場合…79万円
  • 3LDKの場合…911万円

(4)滋賀の場合(関西・地方)

  • 1LDKの場合…67.5万円
  • 2DKの場合…6.58万円
  • 3LDKの場合…811万円

都市部の家賃相場の特徴

目安の金額をまとめてみましたが、かなりピンキリです。相場と言っても、都心は特にハイグレードマンションも多く、地下鉄の駅も含めると歩いて隣駅に行けるくらいの間隔で駅が点在しているために、どこに住んでもどこかしらの駅は徒歩10分圏内に入ってくるイメージです。そのため、利便性はかなり高いものの相場とした1618万円を大きく超えるものがたくさんあります。ここではできるだけノーマルなお部屋の家賃相場を出していると思ってください。

その中でも茅場町や浜松町などは少し安くなっているようですが、逆に六本木や麻布のほうは相場として出した金額の倍以上するマンションばかりです。茅場町や浜松町はオフィスの街という側面が強く、住環境として考える人がいないために、スーパーや保育園などの施設が少ないことが大きな要因かと思います。六本木や麻布のあたりはセレブの街として知られており、芸能人や有名人も多く、一つのステータスとして住む経営者も多いことから家賃相場が上がるというのは必然ともいえるでしょう。

地方の家賃相場の特徴

また、埼玉や滋賀にはアパート賃貸物件が多く、分譲マンションやハイグレードマンションがなかったことも家賃が抑えられた理由のように感じます。駅チカであっても、そうでなくてもそれほど家賃に大きな影響はなかったですね。車社会ですから、駅が近いことは生活に大きく影響しないのかもしれません。著者も地方出身者でしたので、ほとんど車で移動していました。駅の近くに住みたいと思うことはほとんどなく、東京へ出てきて始めて「駅チカ」のよさが分かったという経験もあります。

あれもほしいし、これもほしい!~新生活に必要な家具・家電の費用~

新生活ともなると、新しい家具家電をそろえたくなりますよね。しかし、家具家電は値が張るものが多く、大きな出費となりがち。ここでは最低限、新生活に必要な家具・家電にかかる費用について見ていきましょう。

リクルートブライダル総研が発表している「新生活準備調査2016」では、新生活準備費用が72.3万円となっています。この金額の中で減少傾向にあるのがインテリアに使うお金だそう。必要なものだけ購入して、オシャレなインテリアを購入する人が減ったようですね。

しかし、最低限必要な家具・家電はそろえておかなくてはなりません。では、これっていくら位かかるのでしょうか。ここでは大塚家具ニトリで、できるだけ見た目が似たものを探して金額を比較してみました。

ニトリ合計:143,586円(税別)

  • ダブルベッド フレーム:35,093 (税別)(カイト3 LOW)
  • ダブルベッド マットレス:27,686円(税別)(Nスリープ C1)
  • 2人掛けソファ:46,204円(税別)(NシールドビットKD BK)
  • ふとんセット: 9,250円(税別)(羽根&ポリエステル布団4点セット(D)
  • カーテン:3,232円(税別)遮光2級カーテン&レース 4枚セット(NリーガTBL 100X200X4)
  • ラグマット:3,695円(税別)吸湿発熱+蓄熱ふんわりラグ(NウォームT BE 185X185)
  • ダイニングセット:18,426 (税別)モダンダイニングテーブル+イス セット 75×75cm(オーク)

大塚家具合計:356,852円(税別)

  • ダブルベッド フレーム:128,704円(税別)(ベッドフレーム「デイル」)
  • ダブルベッド マットレス:11,944円(税別)(マットレス「ネオ」)
  • 2人掛けソファ:70,926円(税別)(ラブソファ エルム 半革#E)
  • 掛けふとん:18,500円(税別)(羽毛布団「レジェ 肌掛け 300g」)
  • まくら:11,944円(税別)(マクラ「ファイバーピロー」バッグ付)
  • 敷布団:17,130円(税別)(ベッドパッド「Nアーブル」)
  • カーテン:4,000円(税別)(遮光カーテン ノーチェ アイボリー色)
  • ラグマット:15,556円(税別)(ダイニングカーペット ハイコート ベージュ 190240
  • ダイニングテーブル:50,741円(税別)(ダイニングテーブル「シネマ」)
  • ダイニングチェア:13,704円(税別)(ダイニングチェア「シネマ」)×2=27,407

ニトリと大塚家具では倍以上の差がついてしまいました。家具にこだわりがある人はある程度金額が高くなってしまうことを想定しましょう。

続いて、必要な家電についてです。ここでは、メーカーによって大きな差がつきますので相場観だけお伝えします。

  • テレビ:32型 ~6万円、46型 912万円
  • 冷蔵庫(310L):68万円
  • オーブンレンジ:35万円
  • 洗濯機(7kg):35万円
  • 炊飯器:12万円

最低限必要な家電だけ見てみると、意外とそれほど高くないかも、と思った人も多いと思います。ここはどれだけこだわるかで差が付くところでもありますね。

いよいよ新婚生活スタート!毎月かかる生活費はどのくらい?

さて、ここまで色んなものを準備してきました。いよいよ新生活が始まりますが、毎月の生活費ってどのくらいかかると思いますか。最後に、毎月の生活費についてご紹介します。参考までに、筆者の例を参考に、2人で一緒に暮らした場合にかかるかかるお金を掲載させていただきます。

  • 食費:3万円
  • 通信費・携帯代:20,000
  • 水道代・ガス代・電気代:7,500
  • 保険料:5,000
  • 被服、理容費:3万円
  • 交際費、趣味・レジャー費:5万円

食費は個別の「食費専用の財布」を作って、そこから食料品を購入することにしています。これだと、残りいくらくらい使えるのかわかりやすいので、「今週は食費がピンチだから簡単で安いものにするね」と調整することができます。 外食込みの金額で、休日に月12回は外食していますが、普段自炊のときにはできるだけ手ごろな価格でできるものを出すようにしています。

通信費については、お互いに「快適に使いたい」という希望があり、多少高くついてもいいから快適なネット環境を用意しようということで妥協していません。しかし、海外ドラマやスポーツ中継を見るにもインターネット環境を利用しているため、ネットの快適さのおかげで普段の生活満足度は高いように感じています。妥協できないところを一つだけ決めて、他はできるだけ節約するというふうにするとストレスが溜まりづらくなりますよ。

また、水道代や電気代・ガス代については、あまり我慢せず使っていることもあり、高い月もあります。ただ、我慢しすぎても成果が出づらい、もしくは出たとしても数百円、数千円単位なので、ここを節約するよりはほかのところを見直したほうがいいでしょう。

保険に関しては、個々の考えですが、必要最低限に加入しているだけです。会社の組合の保険なら月に数百円で十分な死亡保証金が出ますし、クレジットカードに付帯している傷害保険も見逃せません。これも手ごろな保険料で加入できる割には充実した保障内容になっています。個人賠償責任保険には、入っておいた方がいいと思います。クレジットカードの傷害保険の特約のような感じで加入できるものが多く、月額数百円プラスするだけで補償額が最高1億円とか3億円ということもあります。他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊したりしたときに使えるものですので、非常に便利ですよ。

被服費やレジャー費についても、特に我慢している感じはありません。お互いに話し合って、「今回は旅行のホテルのグレード、ちょっと落とそう」とか「今回は贅沢したいね」と合意を得て削れるところを削るというイメージです。節約するにも二人の歩調を合わせることが大事ですね。

新婚生活に必要なお金は160万円!どうやって貯めたらいい?

ここまで、新婚生活に必要なお金について見てきました。初期費用、家具家電、毎月の生活費と見てきましたが、いかがでしたか。160万円くらいは用意しておくと、最低限のところはクリアできそうです。

新婚生活の資金は、毎月積立貯金でコツコツ貯めておくことをオススメします。その際は「新婚生活貯金用口座」を作ってそこにお金を貯めていくとモチベーションも上がりますし、他の事に使わなくて済むので貯まりやすくなりますよ。

また、確実に必要となるお金なので元本を損失する可能性のある投資や仮想通貨には手を出さないほうが無難でしょう。投資はあくまで余裕資金で行うものです。結婚生活が落ち着いて、投資のことが勉強できるようになってから始めても遅くありません。

なお、新婚生活のためのお金については、親から援助してもらったという人も意外とたくさんいます。前出の「新生活準備調査2016」によると、「インテリア・家具、家電製品購入費用としての親・親族からの援助有無」に関する調査で、援助があったと回答する人が51.6%いました。つまり、半数以上の人が援助を受けているんですね。親からしても、子どもの新しい門出を祝う気持ちもありますし、援助を申し出てくれたのであれば御礼を言って受け取っておいてもいいでしょう。

新婚生活を楽しく過ごすために!

今、お金のことが心配で結婚できないという若者が増えているようですね。しかし、結婚して二人で暮らすことは一人で暮らすより実は経済的なのです。食事も一人分だったら余らせてしまうものもありますし、公共料金の基礎料金も一本化できますよね。二人の生活は金銭面的に考えてもいいこともたくさんあるのです。

楽しく新婚生活を送るために、十分なお金を用意しておきましょう。結婚式や海外旅行費用と合わせて、新婚生活のお金も忘れずに。