おひとりさま必見!独身者が加入するべき保険の最適な選び方と保障内容


“保険が必要な人”として真っ先に思い浮かぶのは、妻と子どもを持つ世帯主をはじめ、夫と子どもを抱えて家庭を支える妻、教育費の貯蓄で学資保険が必要になる子ども……このように「結婚している家族」をあげる人がほとんどではないでしょうか。一方で、独身者は「保険は必要ない」と考える人が多くいます。

ところが、これはかなり、リスクがある考え方です。世帯主に必要な高額死亡保障といった大きな保障は不要ですが、病気やケガをした際、無保険の状態では自己負担の治療費をすべて貯蓄を切り崩すなどで対応する必要があり、貯蓄だけではカバーできない長期療養になった場合は金銭的な大きな不安を抱えることになります。

まずは「独身者にはどんな保険が必要か?」を把握し、自分に合った保障を選ぶことがたいせつです。では、独身者が加入するべき保険とはどんなものなのでしょうか。

貯蓄VS保険?!独身者にとっての保険の必要性

冒頭でご紹介した通り、保険といえば、残された遺族のための死亡保険、病気やケガなどの治療費をカバーする医療保険、子どもの教育費を積み立てる学資保険など、「主に結婚している人にとって必要なもの」と捉えている人が少なくありません。独身で子どもがいない人にとって、「保険はもっとも縁遠い」「必要ない」と思われがちですが、果たしてそうなのでしょうか。

確かに大きな保障は必要ないとはいえ、独身の人がノーリスクかというとまったくそんなことはありません。

病気やケガをした際、その治療費を貯蓄でまかなおうと考える人にとって、「保険にお金をかけるより貯蓄でカバーする」というのもひとつの手でしょう。とはいえ、特に若い世代を中心に、自己負担分の治療費を全額貯蓄から捻出できる人のほうが少なく、現在の貯蓄が心もとない人ほど保険でカバーする必要があります。

また、年々若年層に増えているがんや、若い世代にも広がるうつ病などの精神疾患は、通院治療などを含めると治療日数が長くなる傾向があり、仕事を休まざるを得なくなる期間の無収入や収入減少へのリスク対策も重要です。

病気にかかってしまってからでは加入できない、あるいは保険料が割高になったり条件付きになる商品が多いため、せめて最低限の医療保障だけでも早めに用意しておいたほうが◎。若いうちに加入しておけば手頃な保険料で医療保障が持てるので、先々のメリットにもなります。

独身者が保険を選ぶ際のポイント

独身者が保険を選ぶ場合、日々の生活のなかで起こりうるリスクへの対策として保障を考えていくとよいでしょう。

死亡保障より医療保障の充実を

高額の死亡保険が必要ない独身者は、死亡保障より医療保障を充実させましょう。最低限の医療保障だけで抑えたい人には医療保険への加入が◎。先進医療特約を付加しておけば、健康保険がきかず全額自己負担になる先進医療の治療費をカバーすることもできます。

万が一の際の死亡保障も用意しておきたいのであれば、定期保険より終身保険がおすすめです。終身保険は貯蓄性を備えており、銀行預金より利回りが良いケースがあり、節税対策もできます。生存時に解約して解約返戻金を老後の生活費にする使い方もできるなど、あらゆる意味でメリットも。掛け捨ての定期保険に比べると保険料が高くなりますが、若いうちに加入すれば保険料が安く済むこともポイントです。

働けない期間の収入減少のカバー

「働けない=無収入」になる自営業者を中心に、会社員にも昨今注目されているのが就業不能保険です。会社員の場合、健康保険から傷病手当金が支給されますが、通常働いているときより収入減少になるため、療養期間が長期になった際にも安心して治療に専念できるように自助努力で備えを用意しておくとよいでしょう

比較検討や加入の際に気をつけることは、うつ病などの精神疾患まで給付対象になっている商品を選ぶこと。精神疾患で療養が必要になるケースが増えているため、必ず確認すべきポイントとして覚えておいてください。

早めに将来の不安への対策をする

自営業者や、退職金が心もとない会社員は、年金保険の検討を。老後の生活費をカバーすることができ、若い世代での加入であれば保険料が安くなることもメリット。死亡保障がついているので、生存時に年金として受け取ることができなかったとしても、死亡保障として葬儀代などにあてることも可能です。

注意点は、満期を待たずに解約すると元本割れを起こす商品が多いこと、急にまとまったお金が必要な際に利用できないことなど。こうした保険商品特有のデメリットもあるので、可能であれば年金保険と貯蓄やそのほかの金融商品を併用して用意しておきましょう。

独身者におすすめの保険商品

前項の独身者が保険を選ぶ際のポイントをふまえたうえで、おすすめの保険商品をご紹介します。

医療保険

病気やケガを原因とした出費をカバーする医療保険は、主に入院・手術をしたときに給付金を受け取ることができます。死亡保障が必要ない年代や、葬儀代などは貯蓄でまかなう人でも、必要最低限の医療保障は保険で準備しておいたほうが◎。独身者がまず加入すべき保険といってもいいでしょう。

医療現場の進化に沿って開発・改良が繰り返されており、昨今の医療事情にあわせて日帰り入院・手術や外来手術に対応した商品が多いことが特徴です。先進医療特約をはじめ、通院特約や一時金特約、保険料払込免除特約など、ニーズにあわせてさまざまな特約を付加できます。

終身保険

高額の死亡保障が必要ない独身者ですが、万が一の際に親・兄弟に金銭的な負担をかけないためにも「葬儀代くらいは用意しておきたい」と考える人が多いといわれています。数百万円の葬儀代であれば、亡くなるまでの一生涯、万が一のときに死亡保険金がおりる終身保険が最適です。貯蓄性を備えている終身保険なら、生存時に解約して解約返戻金として受け取る用途としても活用OK。

医療保険は定期的に見直ししたほうがいいため、医療保険、終身保険はそれぞれ分けて加入することがおすすめですが、なるべく保険をまとめたい人は、終身保険に医療保障特約を付加して加入するといいでしょう。

がん保険

日本人の2人に1人が一生のうちにがんと診断されるリスクがあり、罹患者は年々若年化しているため、「まだ若いから大丈夫」などと安心できないのが、がんに関する対策です。

放射線や抗がん剤といった、がんならではの治療方針が浸透しており、通院治療が長くなることも特徴のひとつ。このため、がん治療の傾向にあわせた保障内容が充実しているがん保険に加入しておけば、ストレスを抱えることなく安心して治療に集中することができます。

がん保険はがんにかかってしまうと加入できないため、健康なうちにまずは検討しておきましょう。

就業不能保険

がんをはじめ、昨今ではうつ病などの精神疾患が増えており、長期療養のリスク対策としてますます注目を集めているのが就業不能保険です。働けなくなると無収入に直結してしまう自営業者を中心に、自助努力の備えとして準備しておくことをおすすめします。

収入が減っても生活費は変わらずかかるのが療養期間のリスクのひとつですが、家賃や食費、水道光熱費はもちろん、治療にともなう出費がかさみます。会社員でも公的保障だけでカバーすることはむずかしく、さらに自営業者になると公的保障がないため、すべて自分で用意する必要があります。こうしたもしものときのために、就業不能保険でリスク対策をしておけば安心です。

とりわけ入院や在宅療養が長期化しがちなこころの病は、ストレス社会で増加傾向にあり、精神疾患まで給付対象になった商品が登場したことで、今後さらに就業不能保険の重要性が増してくるといわれています。検討および加入の際は、必ず精神疾患が給付対象になっているかどうかも確認するようにしましょう。

年金保険

将来的な備えとして、老後の生活費は年金保険で用意するのが適しています。低金利時代の昨今、銀行より有利にお金を増やすことができる商品が多く、金利の優位性だけでも検討する価値があるといってもいいでしょう。節税対策としても活用できます。

毎月口座から引かれれば、残った範囲内でやりくりする癖がつき、「貯蓄は苦手」「ついつい使ってしまう」という独身者にもぴったりです。若い世代であれば安い保険料で加入することができるので、貯蓄癖をつけるためにも若いうちに加入しておくと◎。

医療特約を付加することができる商品であれば、貯蓄しながら入院や手術などに備えることも可能です。

自分に必要な保障を見極めて賢く加入を

独身者の保険に関するスタンスは、「必要性を感じないため、いっさい加入しない」あるいは「必要以上に大きな保障を付けて加入している」という両極に分かれる傾向があります。どちらも「自分に必要な保障をきちんと見極めていない」ことが原因です。

保険といえば、高額の死亡保障と医療保障が付いた生命保険をイメージしている人も多く、どんな保険商品が市場に出回っているのか知らない状態で、保険外交員にすすめられるがまま加入した、もしくは、大きな保障は必要ないので加入せずにいた、ということも。

今回ご紹介した通り、独身者に適した商品が市場には展開されており、また個々人のニーズや現状にあわせて選ぶことができるのが保険です。まずは貯蓄額や生活スタイルなどを考え、必要な保障を書き出しながら、自分にとって本当に必要な保障が準備できる保険を比較検討および加入してみてはいかがでしょうか

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