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【FP監修】愛ある家財保険とは?火災保険との違いや商品の選び方について

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アイアル少額短期保険株式会社で取扱われている、「愛ある家財保険」。この保険に加入すると、どのような補償を受けられるのでしょうか。また、損害保険会社が販売する火災保険とは、何が違うのでしょうか。この記事では、愛ある家財保険について詳しくご紹介します。

家財保険とは?

家財保険は、損害保険の一種で、建物の中に収容されている家具や家電をはじめとする、生活用動産を補償の対象とする保険です。火災や天災、盗難、暴力・破壊行為などによって保険の目的である家財に損害が生じた場合に、保険金が給付されます。

家財保険は、損害保険会社はもちろん少額短期保険業者によっても取扱われており、商品によって補償内容は様々です。また家財保険の中には、基本補償以外に、残存物の片付けなどにかかる費用や他人への賠償責任について補償を受けられるものもあります。

家財保険と火災保険との違い

家財保険とよく似たものに、「火災保険」という商品があります。これらはどちらも損害保険に分類されますが、家財保険と火災保険とでは、何が違うのでしょうか。

火災保険も家財保険と同じく、火災や天災、盗難、暴力・破壊行為などによって保険の目的(補償対象となるもの)に損害が生じた場合に、保険金が支払われます。ただし、火災保険は「保険の目的」によって、以下のようにいくつかの種類に分けられます。

・建物のみを保険の目的とする火災保険
・建物と家財を保険の目的とする火災保険
・家財のみを保険の目的とする火災保険
・什器、設備を保険の目的とする火災保険

これらのうち、家財のみを保険の目的とする火災保険のことを、「家財保険」と呼ぶことがあります。いわば、家財保険は火災保険の一種であり、両者の違いは「保険の目的」が家財のみなのか、それ以外も含むのか、という点にあるのです。

愛ある家財保険とは?その特徴について解説

「愛ある家財保険」は、アイアル少額短期保険株式会社が販売する家財保険で、以下のような特徴があります。

簡単な手続きで申込みができる

火災保険をはじめとする損害保険への加入にあたっては、担当者と対面したうえで手続きをしなければならなかったり、建物の建築年や面積などがわかる書類を用意しなければならなかったり、というように面倒な手続きが必要になるケースが少なくありません。

この点、「愛ある家財保険」は【パンフレット請求→申込書に必要事項を記入したうえで提出→証券到着→保険料の払込み】、というように、簡単な手続きのみで保険への加入申込みが完結します。保険料の払込みについても、コンビニ払もしくはクレカ払のいずれかを選択することが可能です。

また、保険料も年間3,400円からと、とてもリーズナブルになっています(ベーシックタイプに加入の場合)。

保険期間は1年または2年だから気軽に加入できる

火災保険の中には、保険期間が10年、20年、というようにかなり長期間に及ぶものもあります。長期間にわたり補償を受けられるのはとても魅力的ですが、「20年後もこの補償で十分なのか」と、加入時のプラン選びでかなり悩んでしまう方は意外と多いようです。

この点、「愛ある家財保険」の保険期間は1年または2年のいずれかしかなく、満期後は自動更新となります。加入後1年間、2年間であれば必要な補償額について予想を立てやすいでしょうし、更新のタイミングで補償を見直すことも可能です。保険期間が1年、2年の家財保険ならば、あまり難しく考えず、気軽に加入できるのではないでしょうか。

補償プランがシンプルだから商品の選び方で悩まない

損害保険への加入を検討している方の多くが悩まされているのが、「プラン選び」です。保険料と相談しつつ保険金額を決めていくわけですが、選択肢が多すぎると、どのプランを選べばいいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

この点、「愛ある家財保険」がプランの構成がとてもシンプルで、以下の4パターンとなっています。

補償プラン A B C D
家財の保険金額 300万円 500万円 700万円 900万円
賠償の保険金額 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円

選択肢がここまで絞られていると、プラン選びもかなり楽になるのではないでしょうか。家財の保険金額の目安は家族の人数と世帯主の年齢によって以下のようになっていますので、参考にしてください。

家族構成 1名 2名 3名 4名以上
 

世帯主の年齢

~29歳  

300~500万円

400~600万円 400~700万円 500~700万円
30歳代 600~800万円 700~900万円 700~900万円
40歳~ 800万円~ 900万円~ 900万円~

「愛ある家財保険」のメリット・デメリット

これはどの商品にも言えることですが、保険には、商品によってそれぞれメリット・デメリットがあります。では、「愛ある家財保険」には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

「愛ある家財保険」のメリット

「愛ある家財保険」には、以下のようなメリットがあります。

手頃な保険料で家財の補償を用意できる

上述のようにこの商品は、手頃な保険料で加入することができます。

例えば、持家にお住いの方の場合、年間4,300円の保険料で、家財に300万円、賠償責任に1,000万円の補償をつけられるのです。「諸事情により高い保険への加入は難しいが補償は用意しておきたい」、という方にはとても魅力的なのではないでしょうか。

火災保険でカバーしきれないリスクに備えられる

建物のみを保険の目的とする火災保険では、火災や天災などによって家財に損害が生じたとしても、補償を受けられません。家財への損害について補償を受けるには、建物だけでなく家財も保険の目的に含めなければならないのです。

ただ、火災保険の補償対象に家財を含めると、保険料がかなり高くなってしまうことも珍しくありません。

この点、「愛ある家財保険」ならば、保険料を抑えつつ家財の補償を用意することが可能です。建物の火災保険しか加入していない、という方は、この保険を「追加補償」として活用してみてはいかがでしょうか。

「愛ある家財保険」のデメリット

「愛ある家財保険」には、以下のようなデメリットもあります。保険への加入を検討するにあたっては、こういったデメリットがあることも理解しておくことが大切です。

建物については補償を受けられない

これは、この商品に限ったことではありませんが、家財保険で補償を受けられるのは、「家財」に限られます。例えば、火災により建物とその中にある家財が燃えてしまった場合、家財保険で補償対象となるのは家財のみであり、建物については別の火災保険で補償を受けることになるのです。

家財保険への加入を検討している方は、建物についても、補償の必要性とその有無について考えておくことをおすすめします。

家財保険の補償額は上限900万円まで

「愛ある家財保険」では4つの補償プランが用意されており、家財保険の補償額は上限900万円となっています。そのため、900万円を上回る補償を用意したい場合は、追加で他の商品に加入するなどの方法を取らなければなりません。

まとめ

リーズナブルな保険料で家財のリスクをカバーでき、シンプルなプラン構成で商品の選び方に悩むこともない、「愛ある家財保険」。火災や天災、盗難などによる家財の損害が不安な方は、この商品への加入を検討してみはいかがでしょうか。ただし、保険への加入にあたってはメリットだけでなく、デメリットも含めたその商品の特徴についてしっかり理解しておくことが大切です。

  • この記事を書いた人
曽我部 三代

曽我部 三代

FP技能士2級。長年にわたり損害保険・生命保険の代理店経営に携わり、コンサルティングや保険事務を通じた家計・保険全般の知識を習得。金融関連の執筆活動も行うファイナンシャルプランナー。

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