がん保険

がん保険|がんが心配!選び方ポイント!

日本人の死亡原因の第1位のがんは、誤解の多い病気です。

男性の2人に1人、女性の3人に1人はがんにかかります。まさに国民病と言っていいでしょう。しかし、がんの罹患率というのは70代から急激に上がります。長生きをするようになったので、がんの罹患率も上がってきたと言っていいでしょう。がんという病気は、死亡原因の第1位でもありますので怖い病気です。身近にもがんの経験者という方がいると思います。それゆえに間違ったイメージを抱いている人も多いようです。

データを紐解きながら、本当のがんの姿を見ていきましょう。

がん=死ではない

がんは、死にいたる病だというイメージがあります。それがゆえにがん告知を受けた人が自殺したり、うつ病になったりすることがあります。「がん=死」と感じてしまうからです。

しかし、がんの5年相対生存率は、67.6%です(国立がん研究センター調査)。つまり、がんが発症した部位によっても大きな差があるものの、必ずしもイコール死ではありません。

がんと遺伝の関係性は低い

「私はがん家系なので心配」という人も多くいます。しかし、がんと遺伝との関係は低いのです。国立がん研究センターによれば、遺伝的ながんは、全体の5%だという報告があります。たしかに、男性の2人1人ががんにかかるのですから、もう遺伝とはいえませんね。

がんの治療費は高額ではない?

先進医療に何百万円かかったというテレビCMがあります。その影響でがんの治療費は高いというイメージもたらされました。しかし、それは間違いです。健康保険内での治療は、他の病気と同じです。自己負担は3割で、高額療養費制度があるので、一般的な収入ならば9万円以上はかかりません。

先進医療は役に立つのか?

がんの先進医療には、粒子線治療、重粒子線治療というのがあり、それらはおおよそ200万円くらいの治療費がかかるということはよく知られています。そのほかにも、がんに対応した先進医療はあります。

この粒子線治療、重粒子線治療を受けられる施設は全国に13か所あり、年間約3000件の治療が行われています(2018年度)。それに対して、がん患者は毎年100万人近く増えています(2018年でがんと診断された患者数は99.5万人)。ですから、こういった先進医療を使った治療を受けることができるのは、ごくほんの一部です。ほとんどの方は、健康保険内の治療です。

先進医療特約は、100〜200円ぐらいの保険料で、2000〜3000万円の保障が得られるのですが、これは利用する人が少ないからだとも言えます。

がん保険は本当に必要か?

がんは他の病気と同じでそれほど医療費はかかりません。健康保険があるのでそれほど費用はかからないのです。そして、入院も平均で19.9日と短く、最近では入院も手術もなく、抗がん剤治療というケースもあります。では、がん保険は必要がないのか?というと、そんなことはありません必要です。

なぜならがんという病気で、経済的な負担になるのは退院した後の方なのです。多くの場合、通院をしながら抗がん剤治療や、放射線治療を続けることになります。じつは、この治療の副作用のため、いつも通りに仕事を続けるのが難しくなることがあります。仕事の時間を短縮したり休業をしたり、場合によっては退職することもあります。こうなると収入が減ったり、なくなったりするため、生活費が心配になるのです。ですからがん保険とは、その生活費を補塡するための保険だと思ってください。

がん保険の選ぶポイントは何か?

生活費の補塡のためのがん保険ならば、どんな基準で選べばよいのでしょうか?

まず、がん診断一時金は、生活費を補塡するという意味で大きいでしょう。がん診断一時金とは、がんと診断されると100万円の保険金がでます(金額は契約内容によって変わります)。これがあることで、取りあえずはお金の心配を余りしなくて治療に専念ができます。

最近は、がんの入院日数が短くなったので、入院給付金、手術給付金の必要性は下がりました。治療よりも生活費の補塡を中心に選びたいです。
がん保険には、さまざまな特約を選ぶことができます。抗がん剤給付金や放射線治療の特約の年金タイプや、就業不能の特約もあります。まさにこれらは生活費の補塡に役立ちます。

つまりがん保険は、生活費の補塡に役立つものは何かと言う観点から選ぶのがポイントになります。

まとめ

がん治療は日進月歩で進んでいます。以前は、がんになると手術をして入院が長かったのですが、いまは入院も短く、通院が中心になっています。それに伴いがん保険も変わってきました。がん保険を検討する際には、がんの治療のための保険ではなく、がんになっても生活の質を落とさずに暮らしていけるという視点から選ぶようにしてください。

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  • この記事を書いた人

矢野 康介

ファイナンシャルプランナー、トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP)。大学卒業後、日本生命保険相互会社に新卒入社。法人営業として、一部上場の建築会社及び製薬会社を担当。その後、外資系生命保険会社にて保険事務、コールセンターの統括業務を経験。保険業界での経験は約20年にわたる。ドーナツの「保険をやさしく、わかりやすく」多くの読者に伝えたい想いに共感しドーナツ・マガジンにて執筆を開始。

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